麹菌飼料「腸菌力M-2」の使い方・価格を紹介します。
麹菌が抗酸化物質を生成し、筋肉中の過酸化脂質を減らすことで不飽和化酵素の活性を高め、飽和脂肪酸をオレイン酸などの不飽和脂肪酸に変えるため、風味・栄養価の向上が見込めます。
鹿児島で使用している大手肥育農家様は麹菌を入れたことでお肉に旨味が出たとのことです。
焼酎粕と麹菌が養牛にもたらす効果
麹菌飼料 腸菌力M-2は、焼酎粕から製造されています。
焼酎粕と麹菌の畜産飼料としてのメリットは、これまで鹿児島大学や東北大学での実証研究で、家畜の増体・不飽和脂肪酸の増加などが発表されています。
特に「ブトキシブチルアルコール」という焼酎粕・麹菌により生成される物質は、成長促進物質として上記研究の中でも特に畜産動物の成長に有用とされる物質として注目されています。
さらに麹菌が腸内で活動することで乳酸菌などの善玉菌の増殖を助け、 健康を維持することにより動物本来の免疫力の維持をサポートしてくれます。
オトク情報
腸菌力M-2の基本的な使い方
腸菌力M-2の基本的な使い方は次の画像の通りです。
基本的な与え方は、1頭あたり10g~15g/日を目安にします。(牛の成長段階で量は変わりません)
原液のまま与えることが基本ですが、水に溶かしても問題ありません。ただし、水に溶かす場合はすぐに使い切ってください。
子牛に腸菌力を与える方法
子牛の場合、生育時期に合わせて次のように与えます。
- 期間A(生後3か月まで):ほ乳時期に与えることで腸内環境を整えます
- 期間B(生後6か月まで):腸へ麹菌を補給することで、健康な腸をサポート
- 期間C(生後9か月まで):腸内環境の健康維持と麹菌の生成する成長促進物質による増体効果
子牛に腸菌力を与える方法では、次の3つの方法を実施している農場が多いです。
- 経口投与
- ミルクに混ぜる
- スターターにかける
経口投与
ボトルなどに入れて、直接口に入れてあげます。注射器で経口摂取しても大丈夫です。
ミルクに混ぜる
ミルクに混ぜてあげても構いません。
人工ミルクの場合は初乳を飲んだ後、母牛から離して2〜5日ごろから与えます。
ミルクに入れて「腸菌力 – M2」を与える場合も、飲みきったら洗浄するようにしてください。(雑菌の繁殖を抑えるため)
特に夏場は注意してください。
母乳をほ乳瓶であげる場合、特に雑菌の繁殖に注意します。(すぐ飲み干す量がオススメです)
オトク情報
スターターにかける
母乳で育てている場合、2~3週間くらい経ったら子牛の様子を見ながらスターターにかけたりして与えている方が多いです。
導入牛に与える場合
導入牛に与える場合、ボトルで直接経口摂取させると簡単です。
肥育牛に与える場合
肥育牛に与える場合も、ボトルで直接経口摂取させると簡単です。
エサにかけても、よく食べます。
母牛に与える場合
繁殖の場合は、母牛に対して出産予定前の1~2か月に与えると飼料効率を上げ、 健康を維持することにより母牛が本来持っている免疫力を保ちます。
麹菌飼料 腸菌力-M2を使っている農家さんの口コミ・評判
次のような声が届いています!
保管方法
直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保存します。
販売方法・販売価格
次の4パターンで販売します。(送料については、地域によってご相談させてください。)
- 20Kg(バックインBOXもしくはボトル複数)78,000円(税込み85,800円)
- 10Kg(バックインBOXもしくはボトル複数)42,000円(税込み46,200円)
- 5Kg(バックインBOXもしくはボトル複数)23,000円(税込み25,300円)
- 1Kg×3本(ボトル)15,000円(税込み16,500円)
腸菌力M-2の基本情報
製造元ホームページ | 西日本産業株式会社 |
名称 | 腸菌力-M2 |
種類 | 発酵混合飼料 |
原材料名 | しょうちゅうかす・糠白米・甘しょ・大豆油・麹菌・パン酵母 |