畜産用の乳酸菌製品「ミラクルアニマル」の使い方や価格を紹介します。
ミラクルアニマルは乳酸菌・酵母菌・ビタミンB・酵素を含有しており、フルーティーな香りで嗜好性が良い植物発酵エキス混合飼料 (A飼料)です。
子牛・素牛の体調管理・健康維持用の飼料を探している方は、ぜひお試しください。
オトク情報
ミラクルアニマルの基本的な使い方
ミラクルアニマルは生菌(乳酸菌・酵母菌)と飼料添加物(ビタミンBなど)を含有しているため、子牛や母牛、導入した素牛の体調管理に最適です。
1頭に対し1日10~20cc
使用期間は次のとおりです。
- 繁殖 : 出産前後の1ヶ月間
- 子牛 : 哺乳時、又は離乳後3~4ヶ月間
- 育成 ・素牛: 導入後3~4ヶ月間(生後 8~10ヶ月)
飲水に混ぜたり、飼料に振りかけたりします。原液のまま経口投与しても構いません。
軽い下痢や風邪をひいた時などは、1日20cc程度を直接口の中に挿入すると効果的です。
ミラクルアニマルのフルーティーな香りで、薬のにおいを隠すかたもいます。
(※ミラクルアニマルは健康な状態へと導く効果、すなわちコレステロールを正常値へと導く効果が期待できるため、肥育15ヶ月以降の投与には向きません。)
乳酸菌酵素ミラクルアニマルを使っている農家さんの口コミ・評判
ミラクルアニマルを使っている和牛農家さんの声を紹介します。
肥育農家さんの声
TMRの醗酵時に、ミラクルアニマルを混合したものを使用しています。
TMR醗酵時にミラクルアニマルミラクルアニマルを混合すると、発酵がより良質になると思います。ミラクルアニマルを混ぜているので、TMRがフルーティーな香りになっています。
ミラクルアニマルを使い始めてからは、下痢や風邪が減りました。風邪をひけば成長が遅れるし、一頭ずつ捕まえて治療しなければならず手間がかかるので、ミラクルアニマルは重宝しています。
ミラクルアニマルは導入後3ヶ月間、エサにかけて使用しています。
醗酵TMRにかけていますが、ミラクルアニマルを使うようになってからは良く食べるようになったし、増体も良いです。
ミラクルアニマルは原液のまま、牧草にかけて与えています。原液のままだと、草に絡みつくからいいです。牛も濃い方が喜びます。
導入したばかりの牛は、醗酵TMRをすぐには食べない(食べ始めるのに何日かかかる)のですが、ミラクルアニマルを振り掛けると、醗酵TMRを食べ始めるのが早くなります。
その結果、導入後の立ち上がりが早くなるというのがとても良いです。
繁殖農家さんの声
ミラクルアニマルを給与して数年になります。
母乳飼育なので、ミラクルアニマルは離乳後に使っていましたが、最近は産後の子牛にも使い始めました。
生まれた直後と、生後3日目から、毎日10ccを注射器で直接、経口給与しています。
生まれた直後はミラクルアニマルをイヤがる子牛もいますが、しばらくすると味を覚えて欲しがるようになります。
いまでは離乳後から市場へ出す直前まで、ミラクルアニマルを給与しています。子牛の伸びがよく、大きさが揃うようになり良かったです。
離乳後の食の偏り、かたい物や粉っぽいものを残すケースが無くなったのも良いポイントです。
そのため親子飼育で、子牛しか出入りできないエリアにある餌にミラクルアニマルをかけています。
1.5Lのジョウロに、ミラクルアニマルを10cc入れて、水も500cc~600cc入れて希釈して、エサにかけています。
近隣の酪農家から、F1やETが生後10日~30日ぐらいで導入されます。
ミラクルアニマルは、F1の仔牛には10ccを1日1回、ETの仔牛には10ccを1日2回、ミルクに入れてあげています。
仔牛達の体力をつけるために、ミラクルアニマルはとても良いと思います。
ミラクルアニマルを使うようになって、下痢が減って、獣医を呼ぶ回数も減りました。
別の獣医に依頼をしているんじゃないかと心配してさぐりを入れてきたくらいです(笑)
子牛に与える方法
子牛にミラクルアニマルを与える方法は2通りです。
- 人工ミルク飼育の場合
- 母乳飼育の場合
ミルク飼育
1頭あたり、1日にミラクルアニマル10ccをミルクに混ぜて与える。(ミルクの温度は50℃以下)
期間:生後~3ヶ月
生後から1週間は、朝10cc、夕方10ccを与えるとより効果的です。
母乳飼育
離乳後の仔牛に、1日1頭にミラクルアニマル10ccを4~5倍の水で薄め、飼料に振りかけて与えます。
期間:生後~3又は4ヶ月
授乳中の親牛の餌に振り掛けて与えるのも良いです。
母牛に与える方法
出産前後の1ヶ月間に与えると効果的です。
導入牛に与える方法
導入・育成期
1日1頭にミラクルアニマル10ccを4~5倍の水で薄め、飼料に振りかけて与えます。
飲水に投与しても良いです。
期間:導入後~3又は4ヶ月間
原液のまま経口投与しても構いません
多頭飼育の場合の希釈例
40頭 2リットルのペットボトルに、400ccのミラクルアニマルを入れ、水をいっぱいになるまで入れる(5倍希釈)
400ccのラインにマジックで線をつけておくと良いです。
ミラクルアニマルはフルーティな香りで嗜好性がよく、導入後2週間〜くらいにわたって粗飼料にかけて与えると、お腹の調子を整えることはもちろん、飼槽を舐めさせて唾液の分泌を促すことでモネンシンショック対策にもなる、とのことです。
(先日、肥育農家さんから教えてもらいました)
もし導入後しばらく経っても食いが悪く、増体が悪いケースがあれば、ぜひ一度お試しください。
育成 ・素牛への使用推奨期間は、導入後3~4ヶ月間(生後 8~10ヶ月)です。
飲水に混ぜたり、飼料に振りかけたりします。原液のまま経口投与しても構いません。
関連記事:素牛の導入時の体調管理にオススメな飼料を紹介!育成・増体に乳酸菌飼料ミラクルアニマルをお試しください
ミラクルアニマル使用時の注意点
生後15ヶ月以降は、コレステロール値を上げる肥育期間となります。ミラクルアニマルは健康な状態へと導く効果がありますので、コレステロールを正常値へと導きます。そのため、15ヶ月以降の投与には向きません。
ただし、17ヶ月ぐらいの食い遅れや中だるみの時期に1ヶ月程度の投与は効果的とされています。
畜産用ミラクルアニマルの含有成分
畜産用ミラクルアニマルの含有成分の特徴は、次の2点です。
- 生菌(乳酸菌・酵母菌)
- 飼料添加物(ビタミンBなど)
生菌(乳酸菌・酵母菌)
畜産用ミラクルアニマルは、生きている乳酸菌・酵母菌が入っていることが最大の特徴です。
- 乳酸菌(Lactobacillus casei ラクトバチルス カゼイ)
- 乳酸菌(Lactobacillus plantarum ラクトバチルス プランタラム)
- 酵母菌(Saccharomyces cerevisiae サッカロミセス セレビッシェ)
飼料添加物(ビタミンBなど)
また、飼料添加物として下記の成分も含有されています。(1L中)
- 硝酸チアミン(ビタミンB₁)・・・0.25g
- リボフラビン(ビタミンB₂)・・・0.125g
- 硝酸ピリドキシン(ビタミンB₆)・・・0.25g
- D-パトンテン酸カルシウム・・・0.25g
ミラクルアニマルの原材料
黒糖、糖蜜、植物発酵エキス、米ぬか、なたね油かす、大豆粉末
有機JAS認定を受けた原料(野菜や果物)を、17種類の乳酸菌で発酵した酵素エキスがミラクルアニマルです。自然の原料を使用しています。
自然環境の中で3年間ゆっくりと自然発酵させて製造しています。
長期間の発酵により生成される乳酸菌の代謝産物が、腸内の有用微生物群の活性化してくれます。
保管方法
直射日光や高温多湿は避けてください。(生菌が含有されているため)
販売方法・販売価格
ミラクルアニマル(畜産用)の販売方法・販売価格です。
※長野県以外の場合は、送料がかかる場合があります。
- 20L×1箱(バックインBOX)販売価格63,000円(税込み69,300円)
- 1Lボトル(5,040円/1本)
20L×1箱(バックインBOX)
販売価格63,000円(税込み69,300円)(3,150円/1L換算)
31.5円/10cc(1回)
(定価:90,000円税抜き)
1Lで3か月分/1頭(10ccで給与する場合)
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畜産用 乳酸菌 ミラクルアニマル 20L 植物発酵エキス混合飼料 A飼料
1L(ボトル)
5,040円(税抜き)/1本(定価:7,200円/1本)
50.4円/10cc(1回)
1L(ボトル)は、1回の注文で3本以上でお願いいたします。
3本:15,120円(16,632円)
6本:30,240円(33,264円)
9本:45,360円(49,896円)
1Lで3か月分/1頭(10ccで給与する場合)
ミネラルアニマルの基本情報
名称 | ミラクルアニマル |
種類 | 植物発酵エキス混合飼料 (A飼料) |
製造元 | (株)機能性食品開発研究所 |
含有する飼料添加物 (1L中) | 硝酸チアミン(ビタミンB₁):0.25g リボフラビン(ビタミンB₂):0.125g 硝酸ピリドキシン(ビタミンB₆):0.25g D‐パトンテン酸カルシウム:0.25g |
原材料名 | 黒糖、糖蜜、植物発酵エキス、米ぬか、なたね油かす、大豆粉末 乳酸菌(Lactobacillus casei ラクトバチルス カゼイ) 乳酸菌(Lactobacillus plantarum ラクトバチルス プランタラム) 酵母菌(Saccharomyces cerevisiae サッカロミセス セレビッシェ) 正味重量 20L = 22.4kg |
使用期間 | 繁殖 : 出産前後の1ヶ月間 子牛 : 哺乳時、又は離乳後3~4ヶ月間 育成 : 導入後3~4ヶ月間(生後 8~10ヶ月) |