肥育・繁殖牛・乳牛とわず、畜産牛へのミネラル補給を課題としている農家さんも多いのではないでしょうか。
飼料の内容物がミネラル不足の穀物などがメインになってくると、自然と身体がミネラル不足になってしまうという方もいます。
ミネラル補給としてソフトシリカのようなシリカ剤を与える方もいましたが、最近はミロプライム(天然ミネラル飼料)に切り替える方も多いです。
そこでこの記事では、畜産牛へのミネラル補給におすすめなミロプライムについて紹介しようと思います。
オトク情報
天然ミネラル飼料ミロプライムの成分
ミロプライムは60種類以上の理想的なミネラルを総合的に含有している飼料です。1袋20kgなので、一般的な飼料サイズといえます。
ミロプライムは軟質多孔性古代海洋腐植質、つまりは海泥です。
古代の海中で海洋動植物(魚類の各種ネクトン、プランクトン、藻類、海藻、その他生物)が倍没堆積し、微生物の働きで年月とともに分解、代謝再合成が行われ、結果的にバランスの良い各種ミネラルが含有される軟質多孔性古代海洋腐植質(海泥)が作られました。
この海泥が地殻変動で地上に露出し、そこから採集された天然無機質資源がミロプライムです。
成分については次のようになっています。
- 酸化ケイ酸:55.0
- 酸化アルミニウム:13.0
- 酸化鉄:4.1
- 酸化カルシウム:3.6
- 酸化マグネシウム:1.6
- 硫黄:1.1
- カリウム:0.473
- 酸化チタン:0.16
- 酸化リン:0.07
- 酸化コバルト:0.06
- 酸化ナトリウム:0.05
- 酸化マンガン:0.04
- バリウム:0.007
- 亜鉛:0.006
pH7.4
ミロプライムの給与方法(飼料添加量)
ミロプライムの飼料添加量は次のとおりです。
- 繁殖牛:150g
- 肥育牛:100g
- 乳牛:100~150g
リキッドフィードやTMRへ添加しても構いませんし、カビ毒吸着材として使用される方もいます。
ミロプライム(天然ミネラル)を牛へ給与する目的
実際にミロプライムを給与している農家さんへ聞くと、次のようなことを考えているケースが多いです。
- 腸内環境を整える
- 吸収効率・免疫を維持
- 健康な状態維持(肉質に影響)
- 排泄物はしっかりと消化吸収された状態で出る
- 腐敗ではなく発酵する堆肥へ
- 悪臭の出にくい畜舎へ
カビ毒吸着とミネラル補給で、腸内環境を整えるという農家さんが多いです。
また、牛の繁殖農家さんでは、種付きが良くなり高価な種代を無駄にする確率がだいぶ下がるという声も聞かれました。
ミロプライム販売形式・価格
- 20kg/1袋:3,300円(税込み)送料別(長野県の場合は送料込み価格)
- 10袋の場合は合計30,800円(税込み)(1袋3,080円換算)送料別(長野県の場合は送料込み価格)
- 20袋以上の場合は、別途お見積りいたします。送料別
- 50袋以上の場合は、原則として2,000円/1袋(税抜き)単価・送料別でお送りします。
目安として50袋ご注文の場合、長野県・岐阜県では2,500円/袋(税抜き)程度の単価になる場所が多いです。